本当に理解すべき求人内容4選

はじめに

企業選びをする上で、求人内容をしっかり理解しないと損することがあります!
求人内容にも落とし穴があるので、理解した上で企業選びができるように以下に並べました!

求人内容の意味

・固定残業代

固定残業代とは、働かなくても給与の中に一定時間分の残業代が含まれている制度のことです。お得感があるように聞こえますが、実は落とし穴があります。
例えば、固定残業代を20時間としていた場合、既に給与の中に20時間分の残業代が含まれているため、20時間を超えた分は残業代がもらえますが、月に20時間以内の残業をした場合はその分の残業代は支払われません。
固定残業代は残業があるために設定されているのであり、基本給は少ないと考えてよいです。

・有給休暇取得率

有給休暇取得率とは、勤務先の企業で付与されている有給休暇日数に対して、労働者が1年間で実際に取得した日数の割合のことです。年5日の有給休暇を取得することが義務化されているため、それ以外の日数の取得率にも注目しましょう。有給休暇取得率が低い原因には、会社の環境等が関係していることがあるので、説明会等で質問してみましょう。

・離職率

離職率が高いということは、労働環境など何かしらが原因で辞める人が多いということにもつながります。
離職率が高い=ブラック企業とは一概には言えませんが、20%を超える場合には要注意です。
また、入社後3年以内の離職率が30%を超える場合にも、ブラック企業である可能性があるため要注意です。
離職率を記載していない企業も、高い離職率を隠している場合があるため、説明会等で質問してみるとよいと思います。

・年間休日

・年間休日120日・125日
完全週休2日と国民の祝日。125日以上ある場合は、夏季休暇などの休暇も含まれています。

・年間休日110日・115日
原則週休2日と国民の休日。完全週休2日ですが祝日は出勤の場合や、祝日は完全に休みですが週休1日になるときもある場合が多いです。

・年間休日105日
労働基準法で定められた最低限の休日日数です。祝日関係なく週休2日で、長期休暇がない場合が多いです。

ちなみに、夏季休暇や年末年始休暇は、会社が公休日と定めていれば年間休日に含まれますが、有給休暇や、慶弔休暇のような会社独自の「法定外の休暇」は年間休日には含まれません。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!
求人内容をしっかり理解した上で、自分に合う企業を探しましょう!