はじめに
論理的に話すことは就活だけではなく、今度社会人になってからも非常に重要なスキルです。
そこで今回は「論理的に話すポイント」を紹介します!
人前でうまく話せなくなる原因
緊張や自信のなさ
緊張して頭が真っ白になったり、自信のなさから、うまく話せなくなることがあります。
話がまとまっていない
何が言いたいのか話がまとまっておらず、途中で何を話しているかわからなくなり、うまく伝わらないことがあります。
論理的ではない話し方の特徴
主張したいことがわからない
話し手が一番何を伝えたいのかがはっきりしていないと、伝える内容そのものが定まらなくなり、聞き手も話し手が何が言いたいのか理解しにくいです。
まずは、自分が一番何をアピールしたいのかを決める必要があります。そして、どう伝えたらその主張が伝わるのか逆算するのが良いです。
イメージがつきにくい
イメージがつきにくくなる原因は、「具体例がない」「因果関係がつながらない」などがあげられます。
聞き手が、話し手が話している内容の状況を頭の中で想像しにくいと、話し手の伝えたいことが聞き手にうまく伝わっていないということにつながります。
聞き手がイメージしやすくするためにも、しっかりとした手順で具体例を述べる必要があります。
「当時の状況→目標→課題→施策→結果」で話すと支離滅裂になることを避けることができます。
ダラダラと長く話す
「ダラダラと長く話す」には、主に2つ意味があります。一つ目は、「物理的に話が長い」です。
そして二つ目は「話の順序がズレている」です。いきなり具体例から話している場合や、話したいことを一度に全て話している場合に話が長くなる傾向にあります。
ダラダラ話すのを避けるには、1分程度で、かつ抽象→具体の順で話せるようにしましょう。また、いきなり全て話したいことを話すのではなく、キーワードや伝えることは述べつつも必要最小限にし、相手から質問するよう仕向けましょう。
相手の反応をイメージできていない
自分が話したことに対して聞き手がどんな反応をするかある程度イメージできていないと、伝えるべきことがまとまっていないことになります。「こう話すと相手はどんな疑問を抱くだろうか」「こう話せば同意するだろう」など、相手の反応を確実に予想することは難しいですが、ある程度先回りしないと話の焦点も合わなくなりスムーズに進まなくなります。
論理的に話すための文の構成
結論・根拠・具体例の順で話す
「当たり前では?」と感じるかもしれませんが意外と簡単ではないことです。
まずは、面接官の問いに対して答えるかたちで、自分の一番伝えたいことを簡潔に述べます。例えば、自己PRであれば、まず一文目には「私の強みは〜〜です」という主張をします。
そして、その結論を立証する根拠を述べます。強みを主張したら、その強みをどういった場面で発揮できたのかを述べます。
それに加えて、どのように発揮したのかを自分の原体験を具体例として話します。そうすることで、聞き手である面接官が話し手である就活生の話している状況をイメージしながら、その人の人となりを見極めることができます。
はじめは抽象的に話し、徐々に具体化させていくことで、順序立てて簡潔に話すことができます。
普段の会話で結論から話すことを意識してみましょう!
また、どんなに緊張したりしても上手く論理的に話せるよう場慣れすることが大切ですので、早期選考を沢山受けて第一志望の企業に備えましょう!
最後に
今回は論理的に話すポイントを紹介しました!
結論から話すことは当たり前かもしれませんが、いざできるかどうかと言われるとどうですか?
まだ論理的に話すことが苦手な方はぜひ参考にしてみてください!